株式会社KELKが2020年2月より販売を開始した、世界初の電池レス『熱電EH振動センサデバイスKSGD-SV』が、モノづくり日本会議(※1)と日刊工業新聞社が主催する“超”モノづくり部品大賞 「電気・電子部品賞」を受賞しました。
“超”モノづくり部品大賞は、日本のモノづくりの産業・社会の発展に貢献する「縁の下の力持ち」的存在の部品・部材を表彰対象としています。KSGD-SVは、先行性・独創性に優れ、日本のモノづくりに寄与する卓越した部品として『電気・電子部品賞』を受賞しました。
株式会社KELKの親会社のコマツの各工場において、設備機器の中で最も故障率の高い回転機器の予知保全化に向け、電池レス『熱電EH振動センサデバイス KSGD-SV』での、実証評価とデータの蓄積を開始しました。
KELGEN SD 熱電EH振動センサデバイスKSGD-SV
“超”モノづくり部品大賞「電気・電子部品賞」および「TPM優秀商品賞」受賞企画として、期間限定(~2020年12月31日)で以下の構成の『熱電EH振動センサデバイス スタータキット』を発売しています。
製品に関する情報、ご購入、お見積は こちらまでお問い合わせください。
1.構成する製品と内訳 (詳しくは製品紹介のパンフレットをご参考ください)
2.特典
※1 モノづくり日本会議:日本のモノづくり産業の発展・競争力強化を図ることを目的とした約2000社が参加する経済産業団体。
※2 エネルギーハーベスティング (Energy Harvesting , EH):環境発電。光、振動、熱、風などの身の回りにあるわずかなエネルギーを電力に変換する発電技術
※3 温度差:KSGD-SV発電部の受熱側の表面温度と周囲温度との温度差
【株式会社KELK】
株式会社KELKは、1957年からコマツが始めた熱電半導体の研究開発を前身とし、1966年の設立から長年培ってきた熱電変換技術を核に、排熱を電気に変える革新的な製品の開発、導入を進めています。
今後も、熱電変換技術の様々な分野への活用を通じて温室効果ガスの削減、省エネルギー社会や、熱電エネルギーハーベスティングを電源とした電池レスのIoTデバイスによる、「Society 5.0(ソサエティ5.0)」(超スマート社会)の構築に貢献していきます。